片付けられない物ばかり

常に物理的な制限と戦っている

①マネさんだけがタレントのスケジュール管理をしているわけではないのだ

誰でも何かしらの予定管理をしているもの。
一斉模試や学校行事、サークルのイベント、デート、町内集会に地域清掃、公共料金や税各種の引き落とし、社内ミーティング、企画書の期限、外部コンペ、定期検診にケータイの契約更新。好む好まざるに関わらず様々な予定はやって来る。
パブリック、特にビジネスシーンの予定はクラウド化で共有するのがデフォルトで、プライベートでは紙ベースの手帳が根強い人気を誇っているそう。

ヲタも担当へのめり込み度によって程度の差はあれ、ヲタ活用のスケジュールがあるはずである。

各種発売日やラテ*1CM出演情報、ウェブチェック、ライブ・舞台・イベントへの登壇・番協等のいわゆる現場管理、それに付随する申し込み/予約、映画の公開日etc.
通常業務だけでもけっこうなタスク量なのだが、自担が活躍すればするほどその量は加速度的に増してゆく。
加えてジャニヲタは記念日スキーが多いので、誕生日だの入所日だの、Gに所属しているならG結成(加入)日だの、デビュー組ならデビュー日だので何かと言えば本人不在のお祝いを開催してしまう。あまつさえ円盤が発売された時には観賞会という名のヲタ会なんかも開いちゃったりする。
これらの予定を一括管理するのにはやはり何らかのツールが必要だろう。

寧ろヲタで活動用のスケジュールを組んでいない方っていらっしゃるんだろうか??? もしかするといらっしゃるのかもしれないが私は記憶力がポンコツなので真似をするのは勿論のこと想像すら出来ない。

カレンダーアプリはカスタムが楽しいし使い勝手も良いのでとても重宝している。
ジャニヲタ内だとJカレが有名どころで事務所所属タレントの近々の仕事が一括で確認出来てとても有り難い。タレントスケジュールを書き込みユーザー間で共有することも出来るしプラベの予定をブラインドで組み込む事も可能。

【Jカレ】
https://jcalendar.jp/#favgroups
ウェブからそれぞれのOS用アプリをDL出来る。

ただしJカレはOSによってレイアウトが大きく異なっている。iOSAndroidでUIが違うのはまま見掛けるが、レイアウトがここまで違っているとOSの乗り替えをする時やカスタマイズの余白を残しておきたい人間(私だ私)にとっては少し戸惑いが残ってしまうかもしれない。

もちろんJカレの他にも様々なカレンダーアプリがリリースされているので自分に適した機能を備えているアプリを利用/併用すればより管理はし易くなる。



……が、デジタルデータは「スマホ忘れたー!」とか「充電無くなったー!」とかで肝心な時に確認がとれなくなってしまうという罠も潜んでいる。また、デジタルはデータが吹っ飛んでしまうという危険と常に隣り合わせ。クラウド化しているからといって安心は出来ず、急ぎの時に限って端末が起動してくれなかったりバグで文字化けを起こしたりと中々に油断出来ない。デジタルを過信して痛い目に遭った身としては、アナログでも記録をとっておきたい、とらせて欲しい!のだ。

洒落た手帳やクリエイティブな紙ベースの手帳が溢れる中、私はといえばバーチカル、しかも週間見開きの24時間軸一択。
深夜早朝に頑張っている自担のスケジュールは通常のビジネスバーチカル*2では中々にフォローし辛い。
机上用ではないので持ち歩き用のコンパクトサイズと考えると選択肢はかなり絞られてくる。


国内文具メーカーの雄、コクヨの放つ一生使うことを見据えた手帳。LIFE、IDEA、DIARYの3分冊となっており、ライフログを録ったり長期計画を俯瞰したり出来るかなりの優れもの(リンクはDIARY単体販売)。ポップなカラー展開。


仕事で使うにはちょっと可愛らしいジブン手帳を機能はそのままに、ビジネスシーン用にリクリエイトしたもの。コアタイム*3が判り易い反面、それ以外の時間は書き込みスペースが半分に設定されている。


博文館と言えば3年日記等が有名だが手帳も中々。こちらの週間バーチカルは月曜始まりで、見開きサイドに週間予定を、24時間軸の上部に特に時間設定の無い予定を書き込めるスペースがあり各種発売日を書き込むのに非常に便利。


高級感のある文具を多く扱う銀座伊東屋のオリジナル手帳。日曜始まり。コアタイムとそれ以外の時間で書き込みスペースは同じ。コアタイムは太字表記なので判別はし易い。三方箔押し。24時間バーチカルの中では恐らく最小。


私が手帳に求める携帯性、週間バーチカル、24時間軸を備えているのはこの辺り。
全てよく考えられているとても良い商品ばかりなので後は好みの問題というところになってくるのだが、敢えて差別化するなら

・可愛い手帳にしたい、担当が多い、ライフログとしての細やかな配慮を求める
 →コアタイム欄が広く製本付録の多い【ジブン手帳mini】
ジブン手帳の機能はそのまま落ち着いた雰囲気にしたい
 →【ジブン手帳mini Biz】
・雑誌や円盤発売等、時間だけでなく日程の管理も多い
 →【博文館サジェス24】
・出来るだけコンパクトに、シンプルに、携帯性を重視
 →最も小さく付録ページも比較的スリムな【伊東屋24時間バーチカル】

といったところ。
有り難いことに上記は全て定番商品のため、「昨年は売っていたのに今年は無い……」といった事態は避けられる。

もちろん上記以外にも紙ベースの手帳は多様な商品が発売されており、粋を集めた手帳が目白押し。これだけあれば1つくらいは自分好みの物と出会えるだろうと思わせてくれる。選択肢が多いって恵まれてるなぁとかしみじみしてしまったり。

毎年のように手帳事典のような書籍も発売されているのでそちらを参考にするのも良いかもしれない。


【手帳事典】2018年

手帳事典 2018 (玄光社MOOK)

手帳事典 2018 (玄光社MOOK)

*1:ラジオ・テレビのこと

*2:大体7時-22時で、その前後の時間の書き込みスペースが無い事が多い

*3:フレックスタイム制を導入している会社で必ず就業していなければならない時間帯の事。ビジネス系の手帳だと10-17時の記入欄が広めに取ってあることが多い